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真実と幻想と

最近、読み終わった本の紹介です。

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『共生虫』 村上龍  講談社文庫


引きこもりの青年ウエハラがとあるTV番組をきっかけに女性ニ

ュースキャスターに興味を持つ。そのキャスターにメールを送る

ためにパソコンをはじめる。そこからネットの世界へと足を踏み

入れたウエハラ。その世界で自分は「共生虫」によって生かされ

ており、殺人・殺戮・自殺の権利を有する選ばれた人間であるこ

とを知る。そして、ウエハラは次第に外の世界へと目を向け始め

そして、ついに・・・。



確固たる信念・目的を持ち外の世界に出たウエハラはあることに

気づきます。それは、この世界にはいたるところに「光の帯」が

流れているということです。

その「光の帯」はある種の“流れ”のようなもので人々はそれか

ら外れないように「なにかの力」によって役を演じさせられてい

るのです。


集団に埋没し、自らの意思でその中に溶け込んでしまう。個を押

し殺して周りの空気ばかり読んでいる人は『点』でしか世界を見

ることができない。もっと目を広げて世界を包括的に『全体』で

見ることによって、今までは見えていなかった矛盾点・問題点が

明るみになる。そして、それを解決することは明日への希望へと

つながっていく。確かな目的を持った人間だけがこの流れに気づ

くことができ、希望を持つことができる。こんなことを僕はこの

本から感じました。



引きこもり。言い換えれば、現実の社会を否定し、その社会が用

意した偽りの希望に頼らずに生きていく。

こういうことなのかなぁ・・・。




                         おわり
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滋賀県在住、京都に通う現在大学2回生。
趣味はサッカー観戦と歌。
バイト先は某書店。

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